-松下村塾卒業生 episode 01-シャッターに絵を描こう@島根県川本町
2017.10.25
濱崎麻弥さん
松下村塾1期生
島根県川本町地域おこし協力隊
松下村塾再 第1期生の濱崎です。私はいま、自分の志を実現するために島根県へ移住して活動しています。とても楽しく充実しています。しかし、プロジェクトは、なかなか前に進めず悩んでいたところ、力を貸してくれたのが第3期の水野ひまわりさんでした。いま、彼女と一緒にアートプロジェクトを島根県で行っています。
そしてこれまでのアートプロジェクトには松下村塾再の塾生の栗林繭さん、前島玲美さん、泉光太郎くん(第3期生)、松浦優希さん(第4期生)、熊谷優季くん(第5期生)が参加してくれています。
アートプロジェクトに参加して感じたこと
本気で、町の未来を考え、行動している、本当に魅力的な人たちで溢れていた。一人でなんとかするのではなく、一人一人の強さ、優しさ、謙虚さを持って、みんなが仲間になる空間がそこにはあった。チームで物事を動かそう、良い方向に持って行こう、それも楽しく、という思い。 自分自身が川本町へ実際に行ったからこそ、肌で感じることができた。なにか大切な、人間として大事にしなければならない感情や思いやり、自然の豊かさ、人の温かみ、子供達の輝く瞳、伝統を受け継ぐ志、思いを運んでいる列車、みんな「人」が大好きで、たくさんたくさん、考えさせられることばかりだった。 この町は、「これからもきっと、ずっと残っていくのだろう。残っていって欲しい」と心の底から思った。 さよならの帰りの瞬間、胸の中の下の方がどこかしゅんと締め付けられた。この感覚が、また、この体をこの町に連れて来させるのか、と浸った刹那。こりゃ、また川本にくるな。
松下村塾再のたてのつながり
この貴重な機会をいただけたのは、ちょっと、過剰かもしれないが、奇跡としか言いようがない。「打ち上げしましょう!」から始まり、僕の席には水野さん、松浦さん、メンターの戸田さん。いつの間にか、第1期生が島根県川本町へ移住した話に・・・。そして、1期生の頑張りを知り、それに続く、3期生、4期生、5期生が、お互いの強みを持って、駆けつけていた。この繋がりは、本当に無限大。それぞれの志が、いっせいに揃うことで、必ず花が開く。 そして、その無限の可能性が、松下村塾に集う。それぞれが繋がることで、事が成し遂げられ、次の構想へ妄想が膨らみ、現実になる。この連鎖が、もっともっと増えていったらと思うと・・・きっと、読んでくれたあなたの志とも、どこかでつながる事でしょう。 「種の存続」という志を共有できている仲間は宝物。何をするにしても、同じ方向をみんなで向く事ができる。この環境を創ってくれた方々、全ての人に感謝したい。必ず、行動をもって、恩返しさせていただきます。